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                                オーストラリアの最大手ビルダー
                         リビエラ 40フライブリッジ コンバーチブル
     2006年 9月 1日
ボート月刊誌より
この記事は2006年7月ボート月刊誌に掲載された情報です。



■ボリューム感のあるフォルムとゆったりしたメインサロン
コンバーチブルのサイズ的ベクトルは、より大型化へ移行しつつあるアメリカのマーケット。
コンバーチブルとしては最少レンジとなる40フィートクラスのモデルの生産を打切り、ラインナップを次第に大型化するビルダーが増加する傾向にあった。

そうした市場環境のなかで、オーストラリアのゴールドコーストに本拠を置くボートビルダー、リビエラ社は小型コンバーチブルの開発にも力を注ぎ、リビエラ33フライブリッジコンバーチブルに加え、37フライブリッジコンバーチブル、この40フライブリッジコンバーチブルの3モデルが40フィートクラス以下のコンバーチブルとしてラインナップしていた。

リビエラ社はこうしたサイズのコンバーチブルを中心にアメリカ市場に投入、確実にその販売隻数を増大させていったのである。
この40フライブリッジコンバーチブルは約3年前にモデルチェンジしたモデルだ。

これまで国内のビッグゲームではサイズ的に言って、40フィート前後のFBセダン系スポーツフィッシャーマンがその主流だった。

基本的にコンバーチブルというのは、十分な居住空間と十分なスポーツフィッシング機能を兼ね備えたという意味で用いられるのが一般的。

そう考えると最低でも50フィートクラスのボートでなければハウスとコックピットの十分なズペースが確保できず、コンバーチブルと呼べるモデルは得られないだろうというのが一般的な考え方である。

従って日本で主流となるFBセダン系スポーツフィッシャーマンはどうしても居住性に無理をしいられることになる。

しかしながらロアヘルムステーションの配置を取り除いたり、ハウス後方の造作の工夫をするなどでビッグゲームに必要とされるコックピットスペースを確保しながら、それなりに寛げるキャビン空間を備えたいわゆるスモールコンバーチブルが日本でも注目されるようになってきた。

リビエラ40フライブリッジコンバーチブルはその代表的なモデルのひとつである。
インテリアの基本的なレイアウトは実際のサイズ以上に広く感じるサロン。
もちろんフロントウインドウはクローズされロアステーションも除かれている。
広さを演出するのはサロン側面にぐるりと配置されたソファで、サロン全体がひとつのリビングといった雰囲気にしていること。

これによって開放感のあるゆったりとした空間に感じられるのだ。
側面には右舷側にストレージロッカーとカクテルキャビネット(グラスホルダー)が配置され、サロンのその他の収納スペースはソファの下に集約されている。

またサイドの窓だけではなく入口のドアにもブラインドが取り付けられ、クルージング先でのステイでは完全にプライバシーが確保される。
このあたりもコンバーチブルとしての配慮なのだといえる。

サロンから船首側のダウンフロア左舷にギャレー、右舷側にはゲストルーム。
その奥がシャワー&ヘッドコンパートメントを備えたオーナーズステートルームとなる。
もちろん写真で分かるとおり、キャビン内にフィッシングを想像させる造作はまったくない。
サロンクルーザーとしてデザインされている。
またインテリア同様スタイリングも従来モデルより曲線が強調されたデザインでまとめられている。

そうした洗練されたエクステリアのなかでオフショアスポーツフィッシャーマンのイメージを掻き立てられる部分はフライブリッジで、それなりのフィッシャビリティを備えたコンバーチブルであることを主張している。

十分なフロア面積が確保され、ハードトップとエンクロージャーが組み合わされる。
コンソールのレイアウトもシンメトリーで中央にクラシカルスポーツタイプのメーター類、その左右に電子機器モニターがビルトイン。
右にスロットルレバー、左にスラスターのコントローラーが配されている。

搭載されていたエンジンはヤンマー6CXM-GTE2(500馬力)が2基。
ロングクルーズに対応して540リッターの燃料タンクを増設した影響もあって、トップスピードは25ノットを若干下回る。

本格的なオフショアスポーツなら、少々物足りないといったところだが、コンバーチブルということを考慮すれば、特にパワー不足というほどでもなく、走行性にストレスを感じることはない。
もしトーナメントのスタートでトップを取りたいというなら、別のボートを選んだ方が良いだろう。

確かにトーナメントを戦う機能と能力を持ち合わせているが、速度を競い合うほどシリアスなボートではないのだ。
むしろ走行性で求めるとすれば、天候がくずれてきても安心して航行できるだけのシーワージネスだ。
世界で最も厳しいといわれるオーストラリアのオフショアで鍛えられた走りは、その優雅なスタイリングからは想像できないほどタフだ。
それがオージー・コンバーチブルの特徴でもある。

特別艤装としてフライブリッジエアコンが装備されている。
ユニットはコンソールの中。
効きは極めていい。
FBにはシンクも装備されている

楕円形をしたメーターパネルの下にも2箇所のエアコン吹出し口がある。

ここからのブロワーはなかなか強烈で、顔に当る冷風が実に心地よい

コックピットのチークフロアはオプション。
ファイティングチェアの取り付けを前提としており、そのための部分的なフロア補強は標準で行なわれている。


アイボリーと木目のコントラストで明るく開放的なメインサロン。
夜になれば間接照明がセンスのいい落ち着いた空間を醸し出してくれる。
そんなサロンで過ごす時間を持つだけでも満足度は高いはずだ。
冷蔵庫、冷凍庫、食器洗い機、電子レンジ、および電磁コンロを備えた機能的なギャレー。
サロンから一段下がったダウンギャレー。
各部の木の丁寧な仕上げが美しい
ステートルームにはキングサイズのアイランド型ベッドが備わる。
このベッドの下は大型ストレージ


SPECIFICATIONS



●主要諸元
全長 14.11m(パルピット、トランサムステップ含む)
全幅 4.54m   喫水 1.21m
完成質量 13,500kg   燃料搭載量 1,790L   清水搭載量 450L

●エンジン
CAT C7(336kw/450馬力)×2、Cummins QSC500(361kw/490馬力)×2
CAT C9(375kw/510馬力)×2、YANMAR 6CX-GTE2(373kw/500馬力)×2

●材質・特徴 FRP

●主な船検関連仕様 定員15名 航行区域 沿海

●主な標準装備
ハイポリッシュステンレスバウレール、フラッグスタッフ(ペナント付)、フェンダーホルダー
海水ウォッシュダウンタップ、清水ウォッシュダウンタップ、キャビン&サルーンカーペット
オーバーヘッドライト、ディッシュウォッシャー、カクテルキャビネット(グラスホルダー)
オーブン電子レンジ、ポットホルダー、ギャレー床下収納庫、DC/AC 2ドア冷蔵庫
シャワーヘッド、清水シャワー(温水)、ヴァキュフレッシュトイレ(清水)
バニティキャビネット、クィーンサイズアイランド型ベッド、エアコン16,000BTU
温水器(AC&ヒートエクスチェンジャー)、オーディオシステム、4.75"コンパス(ライト付)
ステアリングウィール(デストロイヤー)、バーティカル型アンカーウインチ
ステンレスバウローラー、ゲームチェア用コックピット補強プレート
冷蔵キャビネット(蓋&ガスストラット付トップローディング゙)
エンジンモニター(計器、アラーム付)、陸電装置30Amp、他

●主なオプション
ダビッド(200 kg)クレードルパッケージ、フォアードデッキサンパッド、リアオーニング
バウスラスター、ロアヘルムステーション、フォワードキャビンエアコン16,000BTU
カラーハル、スイムプラットホーム、チークスイムプラットホーム、ライブベイトタンク
チークコックピットフロアー、コックピットエレクトロニックコントロール
FBコンバーチブルベッド、FBカーペット、4面エンクロージャー、オイルチェンジャー
デュアルウォーターセパレーター、アウトリガー、ランドリー、浄水器、他

●設計/建造 RIVIERA MARINE(オーストラリア)

■価格(税込み) 
92,610,000円( CAT C7)、96,810,000円(Cummins QSC500)
95,865,000円(CAT C9)、100,485,000円(YANMAR 6CX-GTE2)

■問い合わせ
八光ボーティング
〒530-0001大阪市北区梅田1-11-4-400 大阪駅前第4ビル408号
TEL06-6457-1385 FAX06-6457-2848




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