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トヨタのテクノロジーを凝縮したフラッグシップ
TOYOTA PONAM−45
2006年8月1日
ボート月刊誌より
この記事はボート月刊誌2006年1月号に掲載されたものです
トヨタのボートは、それが初めて登場したときから、確かに個性的ではあった。
しかしそれをボートの価値にまで高めるには、個性を裏打ちする熟成や経験が必要になる。
PONAMシリーズが生まれた1997年以来の積み重ねが、いま、新しいフラッグシップというかたちに結実した。
■ブランニュー・モデルはブランニュー・フラッグシップ
トヨタから45フィートクラスのブランニュー・コンバーチブルが登場した。
PONAMシリーズのフラッグシップとなるこのモデルは、実全長14.96m、全幅4.86m。
米国系コンバーチブルの45フィートクラスに決してひけをとらない堂々としたディメンションといえよう。
流麗なラインで構成されたそのスーパーストラクチャーは、同社のフラッグシップにふさわしいプレゼンスを感じさせるものとなっている。
同社がPONAMシリーズを初めて送り出して以来、熟成を積み重ねてきたアルミニウムハルにFRPスーパーストラクチャーという構造は、むろんこのモデルでも継承されている。
その高い剛性と優れた航走能力は、タフなオフショアゴーイング・クルーザーを求めるオーナーにとって、このモデルの信頼性をより高いものにしてくれるに違いない。
高いフィッシャビリティを備えたコクピットには、ベイトプレップを配置。
エンジンルーム・アクセスも近年のコンバーチブルの文法どおり、こちらに設けられている。
フライブリッジはスカイライトハッチ付きハードトップを標準装備。
デフロスター、ワイパー付きの大型ウインドシールドとエアコンを加えれば、快適なビスタラウンジとなる。
メインサロンの木調には真樺材、バーズアイメイプルなどの高級天然素材を使用。
また、天井にはシックなアルカンターラを用いて、くつろぎの空間を演出。
豊富なロッカー、チェスト類を配したオーナーズステートには、美しい杢目の「栃さざなみ」銘木をサイドウォールに使用して、贅沢なプライベート空間を構築。
トリプル・バース仕様のゲスト・ステートも、オーナーズステートに準じた仕上げとなる。
ボートにおけるメカトロニクスにも積極的に取り組むトヨタらしく、このモデルには「トヨタドライブアシスト」と名づけられた、低速マニューバ用コントローラーが備わる。
これは両舷機の前後進とバウスラスターを組み合わせ、それを1本のジョイスティックの操作だけでコントロールできるようにしたもの。
本来は複数の操作の組み合わせでしか出来なかった複雑なマニューバを手首のひとひねりで可能にしてくれるこの装置は、これまでのドッキングマニューバの概念を根底から覆してしまう可能性がある。 (トヨタドライブアシストについては
コチラ
)
これまで熟成してきたさまざまな技術の応用と組み合わせ、厳選された素材の選択と洗練されたアコモデーション、独自のスタイリングなど、PONAM-45は、シリーズのフラッグシップと呼ぶにふさわしいモデルといえるだろう。
センターに配置されたヘルムシートをはじめ、後方に向いてセットされたワッチシートなど、ビッグゲームにも対応しやすいアッパーヘルムステーション
このクラスでは国内最大となるコクピットスペースを確保。
外開きのトランサムゲートをはじめ、機能的なレイアウトによって高いレベルのスポーツフィッシングにも対応できる
ギャレーの木調にも国産の銘木「栃さざなみ」や真樺(まかば)材を使用した贅沢な空間。
冷蔵庫やオーブンレンジなど、充分なスペックの調理機器も機能的にレイアウト。
大型のダブルベットを配したオーナーズルーム。
左右には杢目の美しいサイドウォ−ルロッカーが配置され、余裕の収納スペースが確保されている。
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