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2006年 8月 7日
ボート月刊誌より
この記事はボート月刊誌2006年1月号に掲載された記事ですので、
現在のラインナップと差異が生じている可能性があります。


  

SILVERTONは、ルアーズファミリーによって統合されるルアーズ・マリングループの一員として、Luhrs、Mainship、Hunterとともに、アメリカの巨大マリン市場の中核を成すビルダ−として位置付けられている。
オフショアスポーツフィッシャーマン系をカバーするLuhrs、トローラ−系のMainshipに対して、SILVERTONは33フィートから50フィートクラスのセダン系モデルをラインナップするビルダ−である。


SILVERTON 38 Sport Bridge
2005年ニューモデルとしてラインナップされた38Sport Bridge。
このクラスのフライブリッジセダンとしては、 かなり余裕のあるアコモデーションを確保。
ヘッドルームとセパレートされたシャワールームに加えてアメニティの高いフライブリッジなど、スポーティなスタイリングとゆったりとした居住空間を兼ね備えたニューモデルとして、十分な競争力を持っている。
●全長:12.11m●全幅:4.37m●エンジン:ディーゼルT-370B(355馬力)


■ハイクラスのクルージングアメニティを低価格で提供

SILVERTONの歴史は、1930年代のHenry Luhrsの小型建造事業まで遡ることができる。
しかし現在のSILVERTONの基礎を築いたと言う意味では、1950年代から60年代にかけて、年間1000艇規模のボートビルダ−に成長していたLuhrs Sea Skiffs社の時代といっていいだろう。
これが現在のルアーズの前身となったビルダ−である。
そして、後に買い戻すのだが、Luhrs Sea Skiffs社を一旦売却した時に、Henryの息子Jhon Luhrsが小さな造船所を買って大きく成長させたのが、このシルバートンなのである。
ちなみにメインシップは、そのシルバートンがリリースしたMainship-34が大ヒットモデルとなって独立、シリーズ名がそのままビルダ−名になったものだ。

現在シルバートンはLUHRS MARINE GROUPの一員としてセダン系モデルをカバーするビルダ−としてその名が広く知られている。
ラインナップは、33〜50フィートクラスのフライブリッジセダンを中心に全11艇。
以前はエクスプレスクルーザーなどもラインナップされていたが、現在は、スポーツブリッジ、モーターヨット、コンンバーチブルの3つのシリーズに分けられたFBセダンだけで構成される。
ただコンバーチブルと言っても本格的なスポーツフィッシングに対応したモデルはルアーズがカバーしている。
シルバートンは、どちらかと言えばクルージングの方にシフトしたコンバーチブルということになる。
シルバートンに限らずこれまでにルアーズグループのボートが大きく販売台数を伸ばした要因は、そのコストパフォーマンスにあるといわれている。

標準装備リストを見てもわかる通り、さまざまなキャビンアメニティが盛り込まれ、まさしくいたれり尽くせりといったモデルが揃っている。
しかしその割に価格自体は低く抑えられ、他の同クラス艇よりも買い求めやすい設定になっているのが、シルバートンの競争力の高さだ。
もちろん価格を抑えるだけではなく、コストに見合う以上のクオリティーとパフォーマンスもしっかりと維持している。
特にその居住空間の充実度は、ひとクラス上のモデルに引けをとることはない。
今後、日本でもこのクラスのクルージングセダンの人気が高まる可能性が高い。
キャビンアメニティを追求したいユーザーはチェックしておいた方がいいビルダ−だ。



SILVERTON 34 Convertible


シルバートン歴史の中で最も成功したモデルの1つが、この34Convertible。
左舷と右舷側にセパレートされたシルバートンの特徴的なヘッド&シャワーコンポーネント。
クラスを越えたゆったりとしたサロンは、重厚感のあるチェリーウッドを多用した、落ち着いた空間を提供。
●全長:11.46m●全幅:4.22m●エンジン:ディーゼルT-315hp(235kw) yanmar





SILVERTON 330 Sport Bridge

国内でも人気の高い10mクラスのフライブリッジセダン。
扱いやすいこのサイズにおいて、より高い居住空間を確保したのが、330Sport Bridge。
段差のないフラットなフロアにダイネットギャレーがレイアウトされたサロンスペースは多くのファミリーユーザーの支持を得られる快適スペースとなるはずだ。
スタイリングはまるでエクスプレスクルーザーとモーターヨットを合わせてスケールダウンしたような先鋭的なスタイリング。
シルバートンの特徴であるFBへの成型されたステップも継承。
●全長:10.77m●全幅:3.76m●エンジン:ディーゼルT-240hp(179kw) Cummins





SILVERTON 38 Convertible

2005年モデルとしてリリースされた新しい38Convertibleは、シルバートンがこれまでに培ってきたデザインと製造における進化を具体化したモデル。
もともとシルバートンのコンバーチブルは、どちらかと言えばクルージングセダン系のコンバーチブル。
オフショアスポーツフィッシャーマンとしてのコンバーチブルは、同じグループビルダ−のルアーズが担っている。
それだけに、この38は他のコンバーチブルと比べてキャビンアメニティ高いモデルに仕上げられている。
●全長:12.22m●全幅:4.34m●エンジン:ディーゼルT-355hp(265kw)Cummins



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