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1980年代初めに日本に登場した北欧の名艇といわれるストレブロ。 がっしりとした船体に卓越した木工技術を駆使した重厚なインテリア、その高いクオリティが評価され、一時期国内市場でも急速に販売台数を伸ばしていったクルーザーである。 そのストレブロも、伝統をいかしながら新たなチャレンジが施されたニュージェネレーションに生まれ変わっている。 進化したストレブロ・ロイヤルクルーザーを紹介しよう。 ■ストレブロ ロイヤルクルーザー スウェ−デンを代表するストレブロ社は、本格的にボートの生産を始めて半世紀近い歴史を持つボートビルダ−である。 そのストレブロがロイヤルクルーザーシリーズとして、日本の市場にデビューしたのは1980年代前半。 当時、日本ではほとんど知られていなかったストレブロ。 しかし現在、ストレブロといえば、伝統的なマニファクチャーをいかしたクオリティーの高いクルーザーとして評価されるようになっている。 そのストレブロの魅力のひとつは、伝統的な木工技術に長けた職人を持っていること。 それによってチークやマホガニー、ウォールナットといった上質のウッドを惜し気も無く使った品格のあるインテリア空間を造り上げている。 これはデザインや人工的な素材でごまかすことのできない部分。 しっかりと培われた技術があって可能になることだ。 もちろん北ヨーロッパでは、柔なフネは受け入れられない。 多少海のコンディションが悪くても、安全に航行できるだけのタフな走航性能と船体が求められる。 つまりいずれも上質のクルーザーに求められる本質的な部分なのである。 それらを追求していくことで、他が追随できない独自のクルーザーとして、その価値を高められる。 ストレブロ・ロイヤルクルーザーは、そういった意識を具現化したシリーズだ。
■ストレブロの新たなチャレンジ 伝統を生かしながら進化へのこだわりを追求するストレブロが、新たなチャレンジとしてリリースしたのが、SGS No,1と呼ばれる62フィートのスーパーセダン。 SGSはストレブロ・グランド・シリーズの略。 そのファーストモデルという意味になるのだろう。 そのスタイリングも、品格のあるオーソドックスなセダンスタイルを頑に変えなかったロイヤルクルーザー・シリーズとは明確に異なるスタイリング。 セイルボートのトップデザイナーとして知られるG・フレアーがデザインしたというそのスタイリングは、新たなブランドイメージを構築するには十分にインパクトが感じられるもの。 なかでも、全体的に印象的な曲線を用いたラインだが、驚くほど広いサイドウインドウが特徴的だ。 またスタイリングだけではなく、ドライブユニットも標準のV-ドライブに対して、オプションではMANの1050hp2基掛けにウォータージェットドライブを組み合わせる選択肢も用意されている。 インテリアも、ストレブロのウッドワークは最大限に生かしているものの、そのテイストは明らかに新しいストレブロを感じさせるもの。 さらにレイアウトも独創的だ。 外観からはわかりにくいが、船尾にツインベットのサービスバースを備えた4ベットルームを確保、エレガントで機能的な居住空間としてまとめられている。 欧州市場での評価も高く、今後も大型クラスのラインナップを充実させていく傾向に拍車がかかりそうな気配。 まさに、そのリーディングシップ的モデルである。 STOREBROSGS No.1 伝統的で格式的なイメージを持つストレブロにあって、曲線を印象付けるスタイリングのNo.1は、これまでロイヤル・クルーザーの流れとは明らかに異なるモデルだ。 驚くほど広いサイドウインドウだけではなく、ドライブユニットにウオータージェットを採用。 62フィートの船体を37ノットでドライブさせる。 ストレブロの新たなチャレンジともいえるモーターヨットである。
写真左上/ラウンジコクピットと見事に一体化したサロン。明らかにこれまでと異なるテイストだ。 写真右上/ゴージャスなパイロットハウス。フロアはサロンと同じく、マーブルウッドが使われている。 写真左下/船首のゲストルームのドアを開けると回廊のような通路を通ってルーム内へ。 写真右下/エレガントに卓越した木工技術を駆使し、エレガントにデザインされたオーナーズステートルーム 写真提供・お問い合わせ: トービマリン TEL: 045−506−2422 http://www.tobimarine.com/
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