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     いよいよ再開。
          スキャンいぢり倒し vol.1

     2007年4月11日
神奈川 景山



このコラムを読む際の注意事項。
最初の方はスキャンを購入するに至るまでの状況説明ですので、つまらないと感じた方は前半を飛ばして最後の方を読んで下さい。


本日4月11日、記念すべきスキャンの引き渡し日。
今までこれほど船の納艇に胸が高鳴った事があっただろうか?
今までサイズも使い勝手もバラバラの艇を数艇乗り継いで来ましたが、今回のスキャンほど自分に合っているボートは無いと勝手に信じ込んでしまいました。
今まで乗り継いで来た艇はそれぞれ良さがありましたが、非常に満足する部分と逆に足りない部分があり、スキャンを手に入れた今つくづくそう思います。

ここ最近の2艇。
バーチウッド40とヤマハ24シエスタ225馬力仕様。
どちらも使い方によっては決して悪い船では無いと思いますが、僕の使い方や経済状態とはマッチしていなかったと思います。
例えばバーチウッド。
確かに広さはあり、立派な室内。
乗っているときは、それなりにハッピーでした。
ですが、40フィートと云うサイズに比例して置き場の価格は高額ですし、15年落ちのディーゼル2基掛けエンジンはメンテナンス代も高額で、今の僕にはちょっとキツク感じていました。
エンジンのメンテナンスの他にも電気関係などの搭載物も多く、それらのメンテナンスにもかなりお金が掛かりました。
サイズの大きさは少人数でもスラスターを付けるなどの対応策があると思いますが、40フィートですとスラスターもある程度大型のモノが必要になりますし、タダでさえも高価なスラスターが大型のモノは更に高額になりますので、何をするにも金銭的な制約が付いてまわっていました。

バーチウッド売却後、我が家では「旧い船禁止令」が発令されてしまい、次の船を何にするか途方に暮れておりました。
嫁さんはうわ言のように「次は新しい船に」と繰り返しますし、、、
そんな時にヤマハ24シエスタのオーナーさんからお話をいただき、これなら文句無いだろうと購入を決めました。

購入時には未だ2年経っていない艇でしたので、中も外も(小さなキズこそあれ)未だピッカピカの状態で、しかも大型の225馬力4ストローク船外機が搭載されており、MAXで35ノット近く出るというバーチウッドの巡航17ノットから比べると夢のような艇でした。

しかしながら、24シエスタは僕が一番ボートに求める居住性が無く、嫁さんと泊ると何となく狭苦しく感じていました。(その前が40フィートですから比べたら狭いのが当たり前ですが、、、)
また、新し過ぎて内装いぢりが出来ないのも不満の原因でした。

そんな最中、シエスタの嫁ぎ先が決まりましたので、今回のスキャンに飛びついてしまいました。
今回売却して下さったオーナーさんも非常に良い方で、「景山さんでしたら、きちんと仕上げてくれると思いますので、、、」と2つ返事で売却を決めて下さいました。
「旧い船は×」と言っていた嫁さんも、10日ほど前にノルウェーのスキャンの工場を一緒に見学していた事もあり、意外とスンナリOKが出ました。(北欧に言っている間、毎日駄々をこねていたのが効いたかも、、、)

で、前置きが長くなりましたが、今僕が求めている船の理想像は
(1)サイズは実長で10m以下(ベイサイドのCバースに入るサイズ)
(2)でも居住性の極力良いもの
(3)出来ればシャフト船
(4)んで、出来ればディーゼル
(5)更に20ノットで巡航出来るもの

こんな感じでした。

んで要らないもの
(6)2基掛けエンジン
(7)フライブリッジ
(8)釣りが出来る広いアフトデッキ

ただ、この条件で探すと、意外と無いんですよね〜。
まず、(1)の10m以下の艇というは条件として難しいものではないのですが、条件(1)+条件(2)+(3)と云うのが船探しを困難にしています。

スキャンはスピードの部分を除き、僕の理想をほとんどクリアしています。(現在ノルウェーで発売されているスキャン29バルチックは形こそほとんど変わっていませんが、以前のタイプより100馬力ほど大きなエンジンを積んでいますのでMAX27ノット、巡航で22ノット前後は問題無しです。)
ただし、フライブリッジがどうしても必要な方や、少しでも釣りをされる方には全くもって向いていない艇ですね。
僕はあまりフライブリッジの快適さを理解する事が出来ませんので、FBに特に執着がありません。
そりゃ、夏場の天気が良い日(良過ぎてもツライ)は気持ちが良いですが、ちょっと波が出てくると潮を被ったりしますし、何より風を体に直接ガンガン受けて走るのが、どうもあまり好きでは無いようです。

また、冬場に経験したパターンが
(1)PC−26の時: FBに2人しか座れないので、隣におぢさんが座ってしまうと、会話が無くなり、下でピッチピチギャルと盛り上がる友達が気になり、操船がままならない。

(2)バーチウッド40の場合: この寒いのに「せっかく大きなFBがあるんだから、上で操船しようよ」と騙されて、寒い中FBで鼻水を垂らしながら操船し、しばらくして気が付くとみんなキャビンの中でぬくぬくしてしており、FBで孤立する。

2基掛けエンジンが要らないというのは、単にメンテナンス費の問題です。
2基ある事によってメンテナンス費が単純に倍になるという考えからですね。
お金が余っていればディーゼル3基掛けでも、4基掛けでも良いのですが、、、

では、スキャンがどんな船か見て行きましょう。
外装はこんな感じです。(クリックすると大きな写真が見れます)
※この辺からお酒が回り始めてきましたので、ちょっと文章が乱れます。
 ご了承下さい。



形は決して今風ではありませんので、最近流行のボディコンギャルを船に呼んでパーチーをするようなナウでヤングな方には向いていないと思います。

でも、家族でノンビリとオーバーナイトする家庭第一のお父さんには良いのでは?

船の中で嫁さんの顔を見ながら「ボカー(僕は)、幸せだな〜」などと云う加山雄三さん的な心温まる会話が聞こえてきそうですよね。

んで、中を見てみましょう。
中は大きく分けてバウバース、ミッドバース、アフトバースの3つに分けられます。
ミッドバースは厳密に言うとバースでは無いのですが、オーニングをしているとあたかも1つの部屋のようになっていますので、ここではミッドバースと表現しています。


これがバウバースですね。

円形テーブルは大人数の宴会にも対応しそうです。
円形テーブルを下げるとベッドにもなります。
(ベッドになった状態を見たい方はこちら  この形にあった布団を探すのは大変そうです。)

バウバースに入って左側がキッチン。
右側には一人用のベッドスペースがあります。





んで、これが操船席のある自称(?)ミッドバース。
(バウバース入り口方向から撮影しています。)

ここだけでもかなりの広さで、宴会をするには十分です。(コイツ宴会の事しか考えていないのかと思った方、正解です。)

後方に見えるシートを一箇所スライドさせるとアフトバース入り口が出てきます。






そしてここがアフトバース。

ミッドバースのシートを横にスライドさせて下りていきます。


右手が結構広いベッドスペース。
大人2人がユックリと寝れるサイズです。


左手のドアを開けるとトイレになっています。


トイレを含め各所に開閉可能な窓がありますので、明るい上に換気も出来てです。

10m以下の艇で小さいながらもアフトバースが付いているのは珍しいですよね。





その他の部分もついでに紹介。

ミッドバースを後ろから撮影した図。


バウバースの入り口にはスライドドアが付いています。


アフトバースのトレイ
違ったト


トイレの向かい側のベッドスペース。
長さも幅も結構広く、大人2人でも十分に寝れます。

ただし、仲の悪いご夫婦にはちょっと狭いかも、、、

うちの夫婦には広過ぎます。
              V(O_O)V

今回はスキャンの紹介で終わりです。
いよいよ次回、改造めにゅーの発表(予定)です。
スキャンの改造メニューは、改造費だけで200万円(目標、、、あくまでも目標です。嫁さん未承認)と云うハリウッドもビックリの予算で大改造を目論んでいます。
乞うご期待!(ただし過度の期待は禁物)


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