前のページに戻る

                             キャビンリフォーム
                                  シーレイ 240DC
    2006 年 8月 17日
 ボート月刊誌より
この記事は2006年12月、ボート月刊誌に掲載された情報です。

思い切れば自分でもこれだけできる


「Sea for Corvette」SEARAY 240DC
「自分の家とかも自分でやっていますから、結構こういったリフォーム作業が好きなんでしょうね」
そう話してくれたのは、96年式のシーレイ240サンダンサーのオーナーであるAさん。
今年の4月に中古艇で購入し、仕事の合間を見ながらコツコツと自分でキャビンリフォームをしている最中だ。

本人は3代目の所有者ということになるそうだが、先の2人のオーナーがしっかりとボートを管理できるオーナーで、購入した状態のままでも十分手入れが行き届いて、そのまま使える状態だった。
しかし、やはり念願のボートを手に入れた以上、自分の好みのインテリアに変えていきたいのは当然。
すぐに自分でリフォ-ムすることを考えていたそうだ。
以前、設計関係の仕事をしていたこともあって、いろんな素材が安く手に入れられるということもあったという。

Aさんが本格的に船に興味を持ったのは、26才くらいの時にオーストラリア旅行で体験したクルーズ船。
それまではサーフィンが好きで毎週のように海には行っていたが、それとは全く違った開放感と気持ちよさを感じ、以来自分もいつかは日本でクルーザーに乗れるようになりたいと思うようになったという。

そして、それから2年後、親友から「知人で45ftのクルーザーを所有するオーナーがクルーメンバーを探しているから一緒に乗らないか」と誘いを受け、迷わずOK!したそうだ。
その後は、ボート免許を取得してレンタルボートクラブを利用しながらボートを楽しんでいたのだが、キャビンのないレンタルボートに不満を感じ、小さくてもいいからしっかりとしたくつろげるキャビンのあるボートを探していたのだという。

4月にボートが来てから、リフォームの準備で大忙しだったという。
まずベッド&ソファーのカバーを作成、さらにテーブル&キッチン&トイレ等の壁面を全て張り替えた。
それから部分的なドレスアップや細かな備品の取付けなど、少しずつリフォームを進めていく予定だという。

いままでのところ、その仕上がりには我ながら満足しているという。
以前から自宅の内装や車など、気に入らないところは自分で綺麗に模様替えしたりするそうなので、これはかなりのリフォームマニアかな。
というより、自分の好きな空間にしたいというのは、誰もが思っていること。

しかし、業者にリフォームをお願いすれば、それなりに費用が掛かってしまう。
最近はさまざまなDIY用品も出回っているし、インターネットなどで、いろんな素材も低コストで手に入れやすくなった。
大掛かりなリフォームでなければ、それほど難しい作業ではないとAさんはいう。
思い切ってチャレンジすれば、まったく違ったイメージの素敵なキャビンに仕上げられるのだ。

BEFORE AFTER
まだ購入前の試乗時の写真。Vバースはベッドにもなり、中央のクッションを外し、テーブルにして食事もできる。
十分なスペースだが、大柄のベットカバーのデザインがちょっと古臭いので、自分の好みの柄に替えることに。
そして完成したのが右の写真。
基本的にはベットのマットカバーとベットサイドのファブリックを自分好みのモノトーンなものに交換しただけ。
それでもキャビン内の雰囲気は大きく変わった。
素材はさまざまリフォーム素材のショップで調達。
ここまでリフォームするのに、休日作業で約1ヶ月ほど。
BEFORE AFTER
ギャレーカウンターはゴチャゴチャした側板4枚と複雑な天板とで結構面倒だった。
いろんなものが取り付けられて大変だが、無機質なイメージを変えたかった。
人工大理石のギャレーカウンターの天板には鮮やかなクロスを。
模様は写真では反射してかなり青く写っているが、実際は結構濃いブルー。
BEFORE AFTER
やはり、オリジナルのままだとキャビンとしては味気ない。
カウンターの側板だけでなくトイレのドアやサイドウオールも木目の貼りものを

ギャレーカウンターもまったく異なったイメージになった。
追加でタオル掛けのリングを取り付けた。
ウッド&ブルー石目部分はサンゲツのリアテックという素材。

BEFORE AFTER
この年代のボートのコンソールとしては洗練されたものだが、最近のシーレイなどと比べると、やはり物足りない。
これから手を加えていきたいが、まずキャビンドアに、好きなカーボン素材(3M・ダイノック)のクロスを貼って引き締まったイメージにすることにした。
同じくトランサムドアやサイドストレージのハッチにも同じカーボンクロスを貼ったことで、コクピット全体イメージが変わってきた。

前のページに戻る