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              フィッシング フィールドレポート
                   中国・四国エリア 宇和海の巨大カワハギ

2006年 7月 17日
記事:  一般投稿記事
ボート月刊誌2003年4月号投稿記事より

このコーナーは、全国各地のボーティフィールド読者から送られてくる、
フィールドのレポートを掲載していくコーナーです。
ナマの情報をもとに、皆さんも釣行へ出掛けませんか?


年末から釣れ続けているカワハギ。すでに何ヶ月連れ続いているのだろう。
さんざん釣って食べまくってもまだまだ釣り飽きないし、食べ飽きない。
釣り飽きないのには理由がある。
ここのカワハギは餌取りが非常に上手いのだ。
つまり、腕の差で釣果に相当の開きがでてしまう。
仲間内で競い合うにはもってこいの対象魚、それがカワハギなのだ。

当日は北西の強風で小型ボートはアッという間に流されるほど。
当然、風浪も激しく横波を受けてボートがぐらりと傾いてしまう。
安全航海第一で、大波が出来る瀬の頭は避けて通過していった。
ところがこの風波でも、結構な数のボートが海上で様々な釣りを楽しんでいる。
釣り人に休みは無しといったところか。

さて、ポイント到着。
三人が並んで同じ仕掛けを用意。
オキアミのボイルを三本付いたカワハギ専用針につける。
この付け方でも釣果に差がでるようでみんな真剣だ。
まずはオキアミの尾鰭の方から針先を差し込み、頭の方に縫っていく。
針先はオキアミの中に隠したまんまだ。
30号の重りをつけた胴付き仕掛けは20メートルの海底に一直線に沈んでいく。
重りの着底の感触から海底は石が多い感じだが、根がかりはない。
着底と同時にすぐに当たりが伝わる。
年末から通い込んでいる楠さん、今回三回目の森さん、この釣り方でカワハギを狙うのは初めての私なので当然、楠さんに釣果が集中する。
ガツンと来る大きな当たりに対しては我々も即、あわせができるのだが小さな当たりはなかなか手強い。アッという間に餌だけとられて針だけになってしまう。
餌の付け方を工夫してどの付け方が効果的かさんざん試したがやはり基本通りが一番針がかりが良い。
そうなると当たりを取る工夫と食わせる誘いの工夫で勝負だ。

まずはナイロンラインからPEラインに道糸を交換。
竿も高感度のバスロッドにしてみた。
これで小さな当たりもずいぶん分かるようになってきた。
あとは誘いだ。
着底と同時に海底をこづきながら簡単にカワハギが餌を口に出来ないように焦らしてみる。
焦れたところでいったん止める。
そぉっと仕掛けを上げていくとゴゴゴン。
激しいアタリがありすぐにアワセが可能になった。
「これだな」とにやつき、カワハギを釣り上げていく。
船首側にいる私のカワハギは他の二人が釣るのよりやや大きいらしい。
これは、小さいカワハギのアタリに感付いていないからだろう。
釣れたらでかいというだけのことなのだ。

KさんとMさんは大小さまざまなカワハギとウマズラハギを釣り続けている。
私はカワハギしか釣れない。
二人は「やぁ〜い、ウマズラだぁ」とお互いがウマズラハギを釣ったらおちょくりあっているのだが私にはさっぱり釣れない。
ウマズラハギの方が餌取りが上手いのだろうか。
すでにクーラーは半分以上埋まっている。
我が家はそんなにたくさんいらないのでここで休戦。
二人の激しいバトルを観察してみた。

手に伝わるアタリだけでなく、竿先の動きを見逃さないKさんがたくさん釣る理由が分かってきた。
やはり、我々が感じていない小さなアタリを逃さず釣り続けている。
最後にはKさんの独り舞台となってさんざん釣ったので撤収と相成った。
4キロ級のハマチと塩焼きサイズのマダイを釣ったMさん。
カワハギをさんざん釣ったけど肝心のヤズを海面でバラしたKさん。
今夜のおかずを調達できて大満足の私。
きっと来週も同じボート、同じ仲間ででっかいブリ、美味しいカワハギを狙って朝早く出かけることだろう。
「カワハギは何尾でも持って帰って良いよ」と台所で言う嫁はもっと釣ってこいという催促の割りには小遣いを増やそうとはしない・・・。困ったもんだ。
カワハギとどっちが気むずかしいのだろう・・・。


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