前のページに戻る

     エレクトリックボートで行く
                  都心の川や運河を楽しむエコクルージング
    2006年 8月 8日
ボート月刊誌より
この情報は2006年1月、ボート月刊誌に掲載された記事です。
Nさんのエレクトリックボートに関してはコチラをご覧下さい。


Nさんがセカンドステージのフィールドとして選んだのは、都心の運河や河川。
東京都も運河ルネッサンスといった都心の水辺を再認識する施策をはじめたことから、最近注目されているウオーターフロントクルーズである。
東京は江戸時代から多くの水路が張り巡らされ、ヴェネチアやレニングラードと並ぶ運河都市として発達してきた歴史がある。

そういった舟運で栄えた時代の運河や掘り割りの多くは、その役割が終わったと同時に埋め立てられてしまったが、東京周辺には河川や運河でネットワークされた広範囲なインランドウオーターがまだ残っている。
しかも最悪だった水質も大きく改善され、かつてはカミソリ堤防と呼ばれた護岸も親水性の高い美しい護岸に整備されつつある。
まさしく都心の水辺を楽しむキャナルクルーズ環境がどんどん整いつつあるのだ。
河岸には桜並木やさまざま緑があり、陸上景観で揶揄されるコンクリートジャングルではなく、緑豊かな自然を感じる場所も少なくない。
サギや場合によってはカワセミまで見ることができるのだ。

かつては世界三大運河都市といわれた東京。
その運河の多くが埋め立てられたりしたが、それでも河川を含めて多くの水路が残っている。
写真上左/頭上に首都高速が走っているが、日本の道路の起点となっている日本橋。
写真上右/運河に囲まれた天皇洲アイルはかつての第四台場後。
陸上からは見えないが、運河からみるとかつての石積みの護岸も一部に残っている。
写真下左。美しい桜並木が続く目黒川を遡り、中目黒付近までクルーズ。
写真下右/神田川にに掛かる大正ロマンの漂う聖橋。右側の駅は中央線お茶の水駅。
写真下/芝浦運河をゆったりクルーズする。
この芝浦運河から京浜運河、海老取川を抜けていけば、多摩川、さらに横浜まで運河を航行して行くことも可能。

エレクトリックボートだから、エンジン音がないというのうも、そういったエコクルーズには最適だ。
そういった河川をクルーズしながら自然観察や誰にでもわかりやすい水質検査などの体験学習こそ、Nさんが休日を利用して開催している都心のエコクルーズだ。
「確かに自分でもゆったりクルーズを楽しみたいですが、より多くの人に都心の水辺の魅力や問題点を知ってもらうということも、やりがいのあることなんですよ」。
自分でクルージングを楽しむ時間がほとんどなくなってきたと、苦笑いしながらNさんはいう。

いずれにしてもNさんのセカンドステージへのチャレンジは順調に進んでいるようだ。
もうすでに大きなクルーザーに対する興味はなくなってきているという。
それより、もっと性能がアップした最新のエレクトリックボートに夢中なのである。


NPOで活動協力
NPO法人遊んで学ぶ環境と科学倶楽部の代表としても、キャナルクルーズを楽しみながら、誰にでもわかるような水質検査体験を行うエコクルーズを実施している。
週末は自分でクルーズを楽しむ時間がないというほど、参加者が増えてきたという。

荒川のロックゲートがオープンしたことによって実施された横十間川や小名木川での体験クルーズイベントにも参加協力。 子供たちを乗せて、都心の水辺をクルーズしながらながら子供でもわかりやすい水質検査実験教室を開催。
時にはメンバーのボートに水質検査教室インストラクターとして乗り込むことも。
何艇かのボートオーナーもNPOとして参加してくれているが
学習インストラクターが少ないのが、悩みのタネという。


前のページに戻る