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Nさんがセカンドステージのフィールドとして選んだのは、都心の運河や河川。 東京都も運河ルネッサンスといった都心の水辺を再認識する施策をはじめたことから、最近注目されているウオーターフロントクルーズである。 東京は江戸時代から多くの水路が張り巡らされ、ヴェネチアやレニングラードと並ぶ運河都市として発達してきた歴史がある。 そういった舟運で栄えた時代の運河や掘り割りの多くは、その役割が終わったと同時に埋め立てられてしまったが、東京周辺には河川や運河でネットワークされた広範囲なインランドウオーターがまだ残っている。 しかも最悪だった水質も大きく改善され、かつてはカミソリ堤防と呼ばれた護岸も親水性の高い美しい護岸に整備されつつある。 まさしく都心の水辺を楽しむキャナルクルーズ環境がどんどん整いつつあるのだ。 河岸には桜並木やさまざま緑があり、陸上景観で揶揄されるコンクリートジャングルではなく、緑豊かな自然を感じる場所も少なくない。 サギや場合によってはカワセミまで見ることができるのだ。
エレクトリックボートだから、エンジン音がないというのうも、そういったエコクルーズには最適だ。 そういった河川をクルーズしながら自然観察や誰にでもわかりやすい水質検査などの体験学習こそ、Nさんが休日を利用して開催している都心のエコクルーズだ。 「確かに自分でもゆったりクルーズを楽しみたいですが、より多くの人に都心の水辺の魅力や問題点を知ってもらうということも、やりがいのあることなんですよ」。 自分でクルージングを楽しむ時間がほとんどなくなってきたと、苦笑いしながらNさんはいう。 いずれにしてもNさんのセカンドステージへのチャレンジは順調に進んでいるようだ。 もうすでに大きなクルーザーに対する興味はなくなってきているという。 それより、もっと性能がアップした最新のエレクトリックボートに夢中なのである。 NPOで活動協力 NPO法人遊んで学ぶ環境と科学倶楽部の代表としても、キャナルクルーズを楽しみながら、誰にでもわかるような水質検査体験を行うエコクルーズを実施している。 週末は自分でクルーズを楽しむ時間がないというほど、参加者が増えてきたという。
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