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今回はこれからボートを購入する方は勿論の事、ボートに興味があっても経済的な都合で諦めている方に、ご提案を行いたいと思います。
「えっ、ボートなんて俺には経済的に無理だよ」なんて言っているそこのアナタ。
これがどうにかなってしまうのですよ。
まあ、その方法は追々とお話します。(大した方法ではないんですが、、、)
先ずボートオーナーになる為の予算ですが、いくら必要なのしょうか?
ファーストボートは26〜28フィートのFB(フライブリッジ)艇と言いたい所ですが、初めてのマイボートは操船になれる意味でも上限23フィートくらいで考えた方が、購入当初色々な面で楽だと思いますので、ここでの最初のターゲットは20〜23フィートまでの船外機艇としましょう。
ターゲットサイズが決まりましたら、次はボート購入に使える予算です。
この予算の部分は、人によってかなり前後すると思いますが、ここでは150万円程度としておきます。
実際、このサイズのボートの中古艇は、50万円くらい(20フィート)から始まり、サイズや年式、程度、搭載されているエンジンなどによって大きく変わります。
現在の市場価格では150万円程度だすと、ある程度の装備が付いた、比較的見た目も悪くない艇を探す事が出来ると思います。
次に考えなくてはいけないのは、置き場代です。
私の住んでいる神奈川県は、とにかく置き場代が高く、他県の方はあまり参考にならないと思いますが、一応神奈川県に船を保管する事を前提に話を進めていきます。
幸いにも格安(もしくは無料)の場所を見つける事が出来たラッキーな方は別として、通常はマリーナでの保管になります。
今回は、以前僕も船を係留していたベイサイドマリーナさんを例にしてお話を進めていきます。
ベイサイドマリーナさんで、8m以下のボートを係留した場合、年間の置き場代は441,000円となります。
初期費用として、60万円万円を保証金として預けれなければいけませんので、初期費用は1,041,000円となります。(初年度の置き場代含む)
保証金の60万円は、解約時に戻ってきますのでご安心を。
ただし、マリーナの施設などを破壊して追い出された場合は、保証金は施設の修理代に当てられると思いますので、この限りではありませんので悪しからず。(笑)
今のところの合計は
船体価格 150万円
置き場代合計 1041000円
合計 2541000円となります。
購入当初のその他の費用として考えられるのは、乗り出し時の整備代5万円程度+係留の為の備品や、自分にあった儀装をするのに多く見積もっても10万円程度で十分だと思います。(GPS魚探などが付いていない艇を購入した場合は別途費用が発生しますが、、、)
対人・対物保険とBAN(海のJAF)に加入する費用も加算しておきます。
金額は5万円でお釣りが来る筈ですが、ここでは計算上都合が良いので5万円にしておきます。(通常このサイズのボートですと3万円前後だと思います)
これからボートを始める方の中には、ご存じない方もいらっしゃいますが、ボートは所有している為に掛かる税金はありません。
この乗り出し時の出費をプラスして、約275万円。
厳密には端数が出ていますが、この後は便宜上ここまでの合計額を275万円にして話を薦めていきます。(計算が苦手なもので、スイマセン)
その他、1年目の係留中に2回船底塗装を行うと考えると、(自分達で行うと考えて)塗料代+マリーナの上下架代となりますので、(手伝ってくれた友達にご飯をおごる分も加味して)
この金額は10万円としておきましょう。
留めているマリーナさんによって上下架費用はまちまちですし、上架して保管している方は、この上下架費用が掛からないと思いますが、あくまでもベイサイドマリーナさんに係留した場合で考えています。
先ず船体を含む初期費用285万円を予算として計上してしまえば、とりあえず次の年までは故障が出ない限りかかる費用は燃料代とマリーナへの遠征費、釣りをする方はエサ代くらいです。
燃料代は、乗られる頻度と使用時間によって、大きく変わってきてしまうモノですが、ここではガソリン代を年間15万円と計算します。
そうしますと、トータルで丁度300万円くらいですね。
1年目が終わり、2年目が始まる時に掛かる費用は、2年目の係留費と燃料代とメンテナンス代程度です。
ですので2年目からは係留代441000円+船底塗装代10万円+メンテナンス代5万円+保険・BAN代5万円程度ですので、合計でも65万円+ガソリン代15万円です。
トータルでは概算で80万円程度。
ただ、80万円程度と簡単にいっても、月に直すと7万円弱になりますので、この7万円を捻出するのは、奥さまの多大な理解が得られない場合、一般の家庭ではかなり難しい数字だと思います。
そこで、今回提案させていただくのが、複数のオーナーで所有する形です。
例えば僕の友人は、5人で23フィートの船を保有していました。(現在は3人ですが)
もし、5人で上記の金額を捻出するとすると、(月7万円で計算しても)一人あたま14000円程度です。
これでしたらゴルフ一回分、もしくはパチンコに行って負けてくる数字に比べても、はるかに小さいと思いますし、学生さんでもアルバイト代から捻出出来る数字だと思います。
因みに4人で保有するなら一人17500円の出費、3人なら23500円程度が毎月の出費となります。
これなら買えるような気になってきましたよね?
1年目の費用(船体代金含む)の300万円も、5人で割れば一人あたま60万円、4人で75万円、3人でも100万円で済みます。(この価格には、船体購入代金150万円と、マリーナ保証金60万円が含まれていますので、共同所有を解除し、船を売却すれば結構な金額が戻って来る筈です。)
ただ、良い事ずくめのような複数オーナー保有ですが、実はさまざまな問題もはらんでいます。
この問題の多くは、事前に例外無しのルールを決める事で回避出来ますが、それでも100%解決出来るルールがあるかと云うと、そう云う訳でもありません。
先ず大前提として、本当に気心のしれた仲間とだけ持つという事だと思います。
勿論、雑誌やインターネットで共同オーナーを募集される方もいらっしゃいますので、僕の考えが本当に正しいかどうかは分かりませんが、あまり意思の疎通の出来ていない他人同士で、1つのボートを所有する事は、かなり気づかれすると思いますし、言いたいことが云えずにボート所有がストレスになるようですと、楽しむ為に購入したボートで悩みを抱え本末転倒ですよね。
今までお会いしたボートオーナーさんの中には、実際にこのような悩みをお持ちになっている方もいらっしゃいました。
今までお話でお聞きした例ですと、
【パターン1】
自分は船を使用した後に、綺麗に掃除してから帰りますが、共同所有者は使用後の清掃をせず、船に行くといつも汚い状態になっている。
弁当の食べ残しや飲み物のペットボトルなども、そのまま放置してある。
【パターン2】
乗りたい時に乗れない。
共同所有者が何時も友人を大勢乗せるので、乗りたい時に自分達が乗れない。
しかも、夏場は天気が良いと毎週末のように、そんな状態。
【パターン3】
共同所有者が頻繁にボートを傷つける。
桟橋着岸時など、もっと丁寧に扱って欲しい。
【パターン4】
現状、GPSが付いていない艇ですが、自分はGPSが欲しいのですが、共同オーナーはいらないと主張する。
しょうがないので、自分のお金で購入したけど、買ったら買ったで共同オーナーも使用している。(このパターンは、ウエイクボードやバナナボートなどの引っ張りグッズ、釣りの儀装なども含まれます。)
【パターン5】
5人居るオーナーの内、急に二人が辞めたいと言い出した。
3人になると維持が大変。
しかも、辞める際に保証金の分や船体購入で支払った分を返して欲しいと言われた。
【パターン6】
ある日、急にエンジンがオーバーヒート。
修理代が30万円掛かるが、オーナーの内何人かは、急な出費に対応出来ない。
【パターン7】
オーナー同士、仲が悪くなってきた。
あまり顔を合わせたく無い。
上記のトラブル例は、ほんの一例です。
パターンとしては、まだまだ色々あると思います。
ボートを一人で保有している際には、全く問題にならない事が、複数所有になるとトラブルに発展します。
それでは、解決策を考えて見ましょう。
まず、パターン1の「共同オーナーが船を綺麗にしない」というトラブルですが、これは率直に相手に話をするしか無いと思います。
船でマリーナに帰ってきた場合、これは自分の船でも、他人さまの船に乗せて貰った場合でも、船の掃除は常識です。
また、常識といえば他人との共有物を、きちんと扱うという事自体が、ボートの世界を離れても世間一般の常識です。
きちんとこの道理を話しても理解出来ない共同オーナーさんとは、遅かれ早かれ駄目になる時が来ますので、早めに辞めていただくか、共同所有を解除しましょう。
パターン3の「共同オーナーの船の扱いが粗い」と云うのも、上記と同様、話をする事でしか解決しない案件だと思います。
パターン2の「共同オーナーばかり使用し、乗りたい時に乗れない」と云う問題はどうでしょうか?
僕の友人のやり方では、「船の使用はあくまでもオーナーを優先し、あまった定員分に関してのみゲストの方を乗せる」と云う方法を取っています。
例えば10人乗りの船で花火大会などに行く場合、5人のオーナー全てが乗りたいと言ったと仮定して考えると、、、
当日のメンバーはオーナー5人。
そのオーナーがそれぞれに彼女を連れてきたとすると、合わせて10人ピッタリ。
もし、花火当日参加出来るオーナーが3人だった場合、あと7人外部の方を誘う事が可能です。
花火大会のように、事前に日程が分かり、しかも人が集まりやすいイベントの場合などは、打ち合わせは直前では無く、早めにオーナー同士連絡を取って、参加人数を確認すれば良いと思います。
その結果、参加出来るオーナーは3人の場合「残りの定員7人」と云う結果を踏まえて、残り7人分の人数を早めに探す事が出来ます。(勿論、いつも定員一杯にしなくても良いのですが、、、)
もう一点、共同所有の場合の友人の扱いで、注意しなければいけないのは、船を自分の友達だけで乗ろうと考えない事です。
例えば自分の学生時代の友人を3人誘って釣りに行こうとし、その日に別のオーナーが乗りたいと言い出した場合、考え方としては「学生時代の友人同士だから、その日は遠慮してくれ」と云うのでは無く、「その日は学生時代の友人が3人来るから、一緒に釣りに行こう」と云う風に考えてください。
共同所有の船に乗る場合は、自分の友達とか共同オーナーの友達とかの垣根を作らず、皆でワイワイ楽しむ方向で考えて下さい。
このルールを無視すると、せっかく自分の船があるのに、まるで1艇しか無いレンタルボートを取り合っているような状態になってしまいます。
パターン4の「欲しい装備があっても共同オーナーは要らないと言う」は、結構ありがちな事です。
釣りをメインにしていたグループの中の一人がある日、ウエイクボードをやりたいと言い出しても、全員がウエイクボード購入の費用を気持ち良く出してくれるか分かりません。
しょうがないので自分のお金で購入し、船に置いておいたら、いつの間にか共同オーナーもそのボードを使って、ウエイクを楽しんでいる。
たしかに気持ち的には良くないかもしれませんが、そこはグッと気持ちを大きく持って我慢しましょう。
しかし「我慢」は解決策になっていないので、もう少し現実的に対処法を考えると、解決策としては5人で所有している場合、例えば「3人以上が賛成したら、不賛成のオーナーも備品の購入に参加しなければいけない」などのルールを作れば良いと思います。
最終的には多数決ですね。
4人所有で、賛成と反対が2対2になった場合は、、、、
ご自分で何か良い方法を考えて下さい。
パターン5の「共同所有者が急に辞めたいと言い出した」と云う問題は、まさに今回のモデルパターンになっている僕の友人のところで起こった問題です。
5人居た共同所有者の内、2人が辞めると言い出しました。
一人は結婚のためで、もう一人は転勤による無念のリタイヤです。
僕の友人の場合、年齢が決して若くないので、サラリーマンでも一定以上の金額を貰っていたこともあり、そのまま3人でボート所有を続ける事で決着し、事なきを得ましたが、これが学生さんなんかですと、一気に5人でのあたま割りから、3人に変わるのですから状況は一変です。
このトラブルの解決策は「いつも必要以上の人数で保有する」しか無いと思います。
分かり易く言うと、3人で維持していける収入の方でも、3人でずっと維持するのでは無く、5人くらいで維持するようにしたら良いと思います。
そんなに急に5人も共同所有者が集まらないという方は、3人くらいで始めて、こまめに友人をボートに誘ってボートの楽しさを教え、その中から本人のやる気があり、仲間としてやっていけそうな人を共同所有のメンバーに誘うという方法で増やしていくしか無いと思います。
とにかくこの「メンバーの人数」イコール「お金」に結びつきますので、ある意味この所有人数と言うのが一番のキーポイントになると思います。
ここの部分が破綻してしまうと、いくら仲間同士うまくいっていても、共同所有を止めざる得なくなりますので、一番気を使わなくてはいけない部分です。
また、残念な事に共同所有を辞めるメンバーが出た際に、辞めるオーナーに返す金額もその他のメンバーで負担する必要が出てきます。
基本的には、船体購入時に負担して貰った金額と、マリーナの保証金の部分です。
マリーナ保証金は、今回のモデルケースのベイサイドマリーナさんでは60万円ですから、5人で頭割りしたとすると1人12万円負担しています。
これは、そのままの金額で返す必要があります。
ただし、船体の購入代金は、(今回150万円で試算していますので5人所有で)1人30万円負担している筈ですが、船は乗っている内に痛んでくる事を想定して、事前に償却分を決めておきましょう。
例えば月間1%づつ償却と事前に決めれば、1年メンバーでいた人が2年目の途中でやめる場合、共同所有スタート時から何ヶ月経っているのか計算し、返却する金額を決めれば良いと思います。
もう少し分かり易く説明しますと、平成16年4月からスタートし、平成17年10月一杯で辞める人がいる場合、所有月数は19ヶ月ですから、当初船体購入で支払った代金30万円から19%引いた金額を返金すると良いと思います。(ですので243000円ですね)
船は購入時と比較して、年数が経ったり、使用時間が延びる事により、売却時に必ず購入時との価格からのマイナスが出ますので、これくらいの計算が丁度良いと思います。
もし、共同所有の船を新艇で購入した場合は、1年目の償却率を大きくしておかないと、後で計算が合わなくなってくると思います。
その他、支払ってもらっている費用(後述の修理貯金など)に関しては、事前の取り決めとして返金しないルールで良いと思います。
マリーナの置き場代なども、4月に一年分支払ってしまいますので、10月に辞めた場合でも(4月1日契約更新と仮定して)残りの5ヶ月分は返金しないと取り決めておくと、残った人が楽かもしれません。
ただし、この辺の事は事前に取り決めをしておかない限り、後でトラブルになる可能性がありますので、細かくルールを決めて置き、友達同士とは云え書面で残して置くようにしたいですね。
書面で残さないと、多分皆さん忘れてしまいます。
パターン6の「急な修理代」は、永く船に乗っていると避けては通れない問題です。
これは、積み立て貯金で、負担を軽減しましょう。
あくまでも1つの提案ですが、共同所有のメンバーでさえも、一回船を出すと一人1000円を貯金する。
つまり共同所有者3人で船を出した場合は、ガソリン代などの実費の他に一人1000円づつ、計3000円を貯金とします。
この金額は、1000円でも1500円でも、余裕のあるグループは一回2000円でも良いと思います。
最終的に、この貯金は船が故障した際などには、自分達を助ける事になりますので、2000円づつ出しても、決して損にはならないと思います。
この貯金は、あくまでもボートの償却に対しての出費ですので、例え途中でリタイヤする共同所有者がいても、今まで支払って貰った分は返金しないと言う考え方です。
また、追加儀装やウェイクボードの購入に際しても、この貯金は使用不可にした方が良いと思います。
あくまでも追加儀装は、その時に共同所有者全員で、現金で払って貰う事です。
この貯金の使い道は、「ボートの急な修理代」に限定し、他の使途では使わないようにする事により、いざ急な修理にも対応出来るようになります。
日本の政府のように、皆から集めたお金を、別の用途に使わないようにご注意下さい。
この貯金は後述の方法により、数年で数十万円に膨らみます。
その方法とは、僕の友人が実際に運用しているシステムですが、前述のオーナーが一度乗ると1000円払うシステムにプラスし、外部の人間が1人乗ると、その人から4000円を徴収しています。
つまり、オーナー3人とゲスト3人が乗った場合の総収入は、1000円×3+4000円×3の15000円となります。
僕の友人の船では、このルールは例外無しです。
どんなに親しい友人や共同所有者の彼女などでも、ゲストが乗れば、4000円払う事になります。
下手に例外を設けてしますと、「この人も例外」「あの人も例外」となってしまいますので、例外は設けないほうが良いと思います。
大体、休みの日にボートに乗ろうと誘う事自体からして、そのゲストさんとオーナーの関係は悪くないと思いますので、例外を設けてしまうとお金を取り難くなってしまいます。
ですので、逆に例外が無いと言う免罪符を武器に、ゲストさんから集金して下さい。
もし、お金を取れない関係の方を招待する場合は、自分でその分を負担するようにします。
これも例外無しです。
例えば初めてデートに誘う意中の女性(表現が旧い、、、)などの場合、船に誘って「ハイ、4000円」と言った時点で、貴方の恋は終わると思いますので、そのような時は自分で1000円+4000円の計5000円を負担しましょう。
この貯金からは「船の急な修理代」だけを目的とし、例外無しと書きましたが、僕の友人のパターンは、この中から当日使ったガソリン代などの実費を差し引いて、例の修理貯金に入金しているそうです。
オーナー3人の分の計3000円は、ガソリン代に充当するべきでは無いと思いますが、ゲストを乗せて得た分に関しては、徴収した金額をガソリン代に充てているそうです。
ですので前述のパターンと同じオーナー3人+ゲスト3人で得た15000円の内、(ゲストから得た収入の)12000円を越えない範囲でガソリン代を払い、残った分をオーナーが払った3000円と合わせて貯金します。
不幸にもガソリン代が12000円を越えてしまった場合は、超過した分を3人のオーナーさん達で負担して下さい。
僕の友人も、夏場は千葉側に遠征してウェイクボードをしたりしますので、ガソリン代も1万円近く掛かる場合が多いようですが、冬場はマリーナの近場で底釣りをメインにする為、ガソリン代は2000〜3000円以下だそうです。
冬場はゲストの方も乗りたがらないので、あまりゲストさんからの収入は当てに出来ませんが、一般的に冬場は夏場に比べて圧倒的に乗る回数が減ると思いますので、その分ガソリン代などの出費も激減するはずです。
これが、僕の友人のやり方ですが、もしオーナーさん達に余裕があれば、最初に僕が提案したように、ゲストさんからの支払い分もガソリン代に充当せず、全て貯金に回してしまえば、数年後に万が一エンジンを載せ換えるような事態になった場合でも、追加出費がかなり少なくなると思いますので、皆様に合った方法を選択して下さい。
最後にパターン7の「オーナー同士仲が悪くなってきた」の場合ですが、、、、
これはどうしようもありません。
大きなトラブルが起きる前に、共同所有を解除し、白紙に戻しましょう。
このような事が無いように、共同所有者選びは慎重に行いましょう。
補足説明です。
共同所有のボートを管理する場合、1人が責任を負ってお金の管理やマリーナさんとの折衝などを行う必要がありますので、誰か1人中心人物を決めて、その人間が管理を行う必要があります。
お金の管理は、ボート用の通帳を一つ作り、そこで管理します。
収支をきちんと記入していき、後で分からなくならないようにして下さい。
また、予定表を作り、どのオーナーが何月何日に乗りたいと申し出たかを管理する必要があります。
この予定表をしっかりと付けていないと、ある日出航しようとしてマリーナに行くと、既に別のオーナーが出航した後で、My桟橋には船が無いというお粗末な結果になってしまいます。
次に船の名義に関してですが、全てのオーナーの共同所有で登録しても良いのですが、大人数で登録しますと、売却の際やメンバーが変わった際の名義変更などが複雑になる上(全てのオーナーの印鑑証明書が必要になる)、1人のオーナーが抜けた場合、その都度名義の訂正を行う不便さを考えると、誰か1人代表者名で登録しておくのが良いと思います。(図1参照)
その場合、別途書面でその旨を残しておいた方が良いと思います。
1人だけの名義にしてしまうのが不安な場合、もう1人追加し、2人の名義で登録するのもありだと思います。
こうすれば最低でも、その2人の同意が無ければ船を売却する事が出来ませんので、代表者が1人で船をこっそり売却してしまうという事は起こりません。
前述のような心配は通常でしたら無用だと思いますが、例えば5人で船を持つ場合、所有者になる5人全ての人がそれぞれ面識がある訳ではありません。
ちょっと説明が分かり難いと思いますので、右の図にご覧下さい。
この図では、貴方が「共同所有者2」だと仮定しています。
共同所有予定者の内、図の共同所有者3と4の2人は昔からの知り合い(もしくは会社の同僚など)でも、他の共同所有者1と5の2人は面識が無く、共同所有者4の紹介で今回の共同所有の話に乗ってきたような場合です。
勿論、船を購入する前段階では、5人が集まり顔見せを行うと思いますが、その時点では未だどのような人なのか分からないと思います。
その良く知らない人が代表者になる場合、友人である共同所有者が連れてきた人だから大丈夫だとは思っても、念のため自分の直接知っていた仲間(共同所有者3か4)も船の登録時に名義人として登録して貰うか、もしくは自分がその名義人の1人になれば良いと思います。
友人同士とは云えトラブルが起きると、その関係さえも壊しかねません。
よくよく慎重に事を運び、友達だから細かいルールは要らないと考えるのは大きな間違いです。
また、このコラムを読んで、そんな面倒な事は無理だと言われる方は、共同所有には向かないと思いますので、僕と同様1人で船を所有して下さい。
【後記】
このようにダラダラと書いてしまいました。
船を1人で所有する方には、まったくもって必要の無いコラムだと思いますが、今まで船を諦めていた方や、学生さんなどがこのシステムを使って、ファーストボートを手に入れていただければ幸いです。
また、もっと良い方法や否定的な意見もあるとは思いますが、僕個人の提案だと思いご理解下さい。
最後までお読み下さった方、ありがとうございました。
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